実は、拙僧の右目にも、同じ様なコンタクトレンズタイプのスコープが入っているが、
しかし、性能には格段の違いが２カ所ある。

その１つは、透視機能 が追加されている事だ。
早い話が、透けて見えるのだ。

ネタの下のワサビの量が透けて見えるので、
どの寿司がサビヌキかが瞬時に判断ができ、気に入っている。

残念なことに、二ヶ月前のタイムイワープの時に異次元磁場の影響を受け、
サーフェス表示モード が動作しなくなってしまった。

フレーム構造表示モード しか動作しないので、
今の処、生ノリカ は針金の妖精にしか見えないのだが残念である。

もう一つの機能は、ゲノム表示 が出来る事。
ゲノム表示を使うと、ネタの出所が一目瞭然だ。

使い方次第では、面白いアイテムだが、使い方を良く理解していないので
寿司の表面に付着している大腸菌のＤＮＡしか表示されない。

横に座った彼のアーカイブを検索してみた。

彼の２００年前の先祖は腕に良い回転寿司職人であったが、今はタイムコップに追われている。

んっ、常習犯だ。　やばい奴だぞ！
タイムポリス２０２０ に、連絡、連絡。

だけど、今持っている携帯電話は異次元通信には対応してないなぞ？？

ＫＤＤＩドコモ（？）さん、早く異次元通信タイプの携帯　Ｎ２０Ｃ−２２Ｃ　を発売してくださ〜い。
 

２８皿完食　
 
 

国内に出回っている回転寿司のコンベアーは、１００％ 無限ループ で回っている。
４、５周も廻って食べられなかった寿司は、最終的には乾いてしまうのだ。

今回紹介するお店には、片方向に行ったきりのベコンベアー が設えてあり、
職人も沢山いて、素早く注文の寿司が握ってもらえる。

驚いたことにコンベアーの終端に たどり着いた寿司は、全てゴミ箱に捨てられているが、
職人や店員は寿司が捨てられても、一向に気にはしていない様子だ。

と言うのも、コンベアーの寿司は、スーパークリア３次元くし形フィルタ と
三原色電子ビームによって再現した超リアル映像なのだ。

寿司も職人も店までもが 虚像だ。

虚像の寿司は 手に取れないし、食べられもしないと思っていたが、
隣のマリオのような顔をした客が、手を伸ばして寿司を取り、そして、、、

なっなにっ、食べられるんだ？

回転寿司の夢でも見ているのか？
それにしては、色が綺麗だ。　３２Ｂｉｔ Ｔｒｕｅ Ｃｏｌｏｒ だろう。

向かいの席の家族連れも美味しそうに寿司を食べている。
半信半疑で、拙僧もそっとベルトの上の寿司を取ってみた。

取れるじゃないか。旨そうな大トロだ。

食べても、食べても尽きる事なく寿司は流れてくる。

１０皿も食っただろうか、突然、大声で
ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ　と店員が叫んだ。

どういう訳か、いきなり店内に食った寿司皿の枚数がデカデカと表示される。
拙僧は ５位にランクされている。

そうこうしていると、またしても 寿司食いバトル が始まり、
拙僧は、あわてて手当たり次第に寿司を食いまくる。

時々、金皿が流れてくるが、この金皿をＧＥＴしないとポイントが上がらないらしい。
しかし、前に取った寿司を完全に食べ終えないと次の皿が取れないので、
この辺が、テクニックのようだ。

店員がそっと教えてくれたが、乾いた寿司を取ってしまうと、
３００点の減点となると言う。

２８皿、完食だ。
これで、今回は ベスト３ 入りは確実だな。

ムッ？　　突然、寿司の映像が乱れ始めた。

チェッツ！　いつもこうなんだから、この ゲーム機 は、、、。
２時間以上連続でゲームをすると、動作がおかしくなるんだぜ！

何とかしてくれよ！　
 

３５歳からの〜 
 
 

ゴルフ と 英語 と パソコン。

これらには、いたって共通している所がある。

それは、３５歳からの〜、１ケ月でマスター出来る〜、〜の初歩　なんて本が多い。
ＨＯＷ　ＴＯ系 の本を読んでは、すぐにその気になるが実際はそう容易くは上達しないものだ。

この種類の本を買う人の本棚には、絶対に 朝礼のネタ本 が同居しているはずだ。

携帯に突然、朝の体操と朝礼の当番を書き込まれた訳ではないが、
拙僧にも恐怖の朝礼当番が廻ってきた。

弊社の朝礼の始まりには、社訓の唱和ってのがある。

えっ?　と、ところで、回転寿司公社の社訓、社是は何だったけな？

『 回転寿司忘るべからず 』 だったけな？

それとも 『 回転寿司食うは一時の恥、食わぬは一生の恥 』 だったっけ？

トロは食わねど鉄火巻き

皿も重ねれば山となる

ウニが通れば、オドリが捕られる。

皿の上にもプリン

三べん廻って、ひからびる

食べて極楽、払って天国。

ネタから出たサビ

鬼のいぬ間の回転寿司

んっ、、これじゃ、いろはカルタになってしまう。

＊＊＊＊＊＊＊＊　実はここまでが、導入部。　m(_ _)m　＊＊＊＊＊＊＊＊

いろは歌は、ひらがな48文字の全てを1度だけ使って作られた歌である。

誰が考えたのだろう？（弘法大師ではなさそうだ。）

英語版の いろは歌、は ＡＢＣ〜 なのだろう。
フォントのテスト印字 で打ち出される　A quick brown fox jumps over the lazy dog.

も、ＡからＺの全ての文字を使った文章であるが、『 Ｏ 』 が４回も使われている。
（興味のある方は、ここです。）

拙僧の知り合いにも、ＡからＺ の全ての文字を使った 黄金の名前 を持った男がいる。

エッちゃん がその人である。

だって、エッちゃんは、悦司（Ａ ｔｏ Ｚ） だもん。
 

９０ホーン 
 
 

回転寿司屋さんの威勢の良さは、気持ちの良いものだ。

大きな声で、 いらっしゃいませ！ と迎えられると、
いかにも新鮮な寿司が廻っているように思えてくるのは、不思議。

しかし、よく観察してみると大きな声を出して景気付けをしているのは、
店員や店長などで、食べている人で大きな声を出す人はいない。

その為、一部のお客からは、うるさい店 と敬遠される場合もある。

３０秒に１回 いらっしゃいませ！ の大声を聞かされては、たまったものではない。

ところが、海外で 巷のレストラン や カフェテラス に入ったときの騒音は、
回転寿司屋の騒音の比ではない。

この騒音は、主にお客が作り出す騒音で、
８０ホーンとか９０ホーンとも言われている。　某パソコン量販店並の騒音だ？？

国によっては勤務中の昼食であってもアルコールを飲む人も多く、
楽しく会話して食事を取るのがグローバルな食事のマナーなのだ。
その為に、大声で話す客が多い。

更に最近は、全世界的な携帯電話の普及が騒音の拡大に追い打ちを掛けている。

我々が判らない国の言葉を聞いている時は、大きな声でも異国情緒として聞けるが、
話せなくても多少意味が判る英語だと、うるさく感じてくる。

異国のホテルのカフェテラスで食事をするなんて、一度は憧れるが、
実際は、騒音 と 排気ガス と 落ちてくる枯葉 の攻撃。

騒音の中でオーダーをするには、力一杯のパホーマンスが必要で、
大声で喋る暴力的な英語は、英会話の勉強になることをは請け合う。

だが、大声で叫んで注文したクラブサンドイッチとオレンジジュースは、
いつになったら、運ばれてくるのか？　映画のようにはいかない。

回転寿司屋さんで注文が通らないと いじけているようでは、
まだまだ海外のカフェテラスで食事は出来ませんぞ。

世界的には日本人の食事風景ってのは、静かなものなんです。
（たまに、地声の大きなおばちゃんもいるけどね？）

気の弱い貴方！
頑張って大きな声で注文して、美味しい回転寿司を食べてください。
 

回転スシ世界一周 
 
 

仕事で１週間くらい出張に出ただけで、夕食は何を食べようか迷ってしまう。

便利なコンビニ弁当だが、日本にいる外人さんには、
見ただけでは味に想像が出来ないし、食べ方もわからない食品も多い。

回転寿司でも日本人なら、玉子焼きは見ただけで玉子と判るが、
外人さんは、玉子焼きを見ても日本特有な食材なのか、
あるいは、玉子焼きと判っても、なんの玉子だろうと
不安になって、説明を聞くまで食べられないのだ。

又、宗教上の理由から、食べてはならない食品がある人は、
たとえ野菜であっても調理方法が判らないため食べられないので
更に不自由な生活を強いられる。

多くの日本人は海外（特に、英語圏以外の国）に旅行した時には、
食材より、言葉の障壁でホテルの朝食にも苦労をする。

世界各地に日本語の通じる日本料理店はあるが、
価格的に常食とするのには適していないし、味がもう１つの場合が多い。

そこで、ホテルの部屋でカップ麺や、ポテチで餓えをしのぐ生活が身に付き、
帰国してからも、安い韓国製激辛のカップ麺 が懐かしくなる。
実は、これは拙僧の経験談だ。

異国の街角でマクドナルドやケンタッキィーを見つけると、ほっとした気持ちになり、
国内では１人では滅多に入店しないが、この時ばかりは食事の 駆け込み寺 となる。

実例では、台湾では１週間続けて ハンバーガー を食べ続けたり、
ナイロビ（ケニヤ）では、窓から捨てるフライドチキンの骨を目当てに、野良犬が集まってくるぐらい、
毎日 フライドチキン を食べた。

貴方も、そんな災難に見舞われるかもしれません。
そこで、知っおくと便利な海外の 駆け込み寺（回転寿司店舗） を紹介しよう。

平賀源内 
 
 

土用の丑の日にウナギを食べる習慣 は、
江戸時代の学者 『 平賀源内 』 が考え出した商業戦略だった。

ところが、驚くことに彼は、回転寿司の原型（高卓連寿司台運搬帯）も発明している。

　平賀　源内

彼の作った機械は密かに伊賀者によって江戸城 本丸の奥深く、俗に言う 大奥 に運ばれた。

大奥に入るには、鈴を鳴らすと開けてもらえる 日活映画の大道具 のようなドアー の
『 御鈴口 (おすずぐち) 』 を通らなければ入ることが出来ず、
家康以外の家臣は誰一人その機械の存在を知る者はいなかった。

文献によると百畳敷き大広間の左右には２つの台所があり、
台所から台所に高卓連寿司台運搬帯が設えてあったとある。

漆塗の板を鹿皮で繋ぎ合わせ、
その上に寿司を乗せて女中奉公の腰元５０人に綱を引かせて移動させ、
家康は食事を楽しんでいたのだ。

しかし、一方向にしか移動出来ず、一度通り過ぎた寿司は廃棄されていた。
（現在のように回転するようになったのが昭和３０年頃。）

当時の家康の食事メニューは、寿司のほかに、いろいろな珍しい食材が乗っていた。
中国の 満漢全席 にも劣らぬ豪華さであったろう。

その中には、天ぷら と スイカ も有った。
運悪く 天ぷら と スイカ を食べ合わせた家康は、消化不良 で死亡したと伝えられている。

現代の回転寿司には、危険な食い合わせがいっぱいです。
有名なのは、ウナギ と 梅干し

天ぷら は アイスクリーム とも相性が悪い。

「赤貝とつくし」「アサリとマッタケ」「アユとゴボウ」「カニと氷水」
「カニと柿」「タコと柿」「コイと小豆」「タコと梅の実」
「タニシと豚肉」「タニシとソバ」「タニシとカラシ」
「タニシとトウモロコシ」「ドジョウとトロロ」「ハマグリとミカン」
「フグと小豆飯」「フグと夏菜」「栗とリス？」

全然危なくないって？　

それでは、活アワビ と 生カニ足 、大トロ と ボタンエビ ってのはどうだ？

食い合わせが悪いか試しに、食ってみれば、、　σ(^_^;)?